竹樋
(2010.02.01)
竹樋の交換です。普段、目にすることはありませんが、やはり青い竹はすがすがしく美しいです。
(2010.01.24)
散歩の人が多く、家の中から目が合うので目隠しがほしい・・・というご要望からスタートした住環境変更計画?(勝手に付けています!)
カーテンも開けられるようになり庭にも出られるようになりました。・・・が何か庭が使いづらい・・・と言うことで駐車場から庭に入る扉を付けて、それに伴う防犯を兼ねてブロックを1段上げ、駐車場の板塀に柱を追加してチェーンをかけられる様にしました。
この扉がついたことで庭のスペースが今までとぜんぜん違ったものになります。
庭(外構)の設計も家と同様に人の動線を常に考えます、いろいろな場面を想像してご提案致します。
次はお庭を考えていきます。
とても素敵な庭になりそうです。
必要なもの、不要なものを日々の生活の中で確認しながら少しずつ、しっかりとしたもので造っていく。
なかなかいいものです。
庭を大いに楽しみましょう。
(2009.12.24)
今年も残り1週間となりました。現在今年工事させていただいたお庭の様子を伺いに回っています。新しくなったお庭のメンテナンスや植物の変化など分からない事や疑問に思っている事などたぶんあると思います。
植物は生きています。私たちが庭を造る事は子供を生み出す様なものです。
環境やメンテナンスのしようで良くもなり、悪くもなります。
昨年度よりいろいろあり、わが市の少年野球の役員をやっています。野球のルールもあまり知りませんし、自分の子供以外はまったく興味もありません。ひと様の子供などと話すのもいやな位でした。
休みのたびに朝早くからグラウンドに行かなくてはならない事が苦痛でなりませんでした。周りの大人は根っからの野球好き、子供好きです。
しかし、ずーっと子供たちに接していると面白いものでいろいろなことが見えてきます。いいところ、悪いところ、もうちょっとこうすればいいのに、自分自身のいけないところ、他の子供の親のいい事、いけないところなど・・・
小学生は眼に見えて変化し、思っているより純粋です。接する大人たちもいろいろなことに悩みながら沢山のことを学びます。
庭も同じです。手をかけてあげればそれに答えてくれます。また、自然のいろいろなことを教えてくれ、心を豊かにしてくれます。
私がその年に造った庭を暮れに回るとき、うれしいことがあります。
それは、今まで庭に出なかった人でもこの木の花が綺麗だった、あれは少し元気がないんじゃない?とか畑に野菜や花が植えてあったり、お施主様自身が変化していることです。
植えた木々はこれからお施主様の土地に根付き沢山の恵を与えてくれます。
自然の中にある美しさ、心癒される空間を生み出せるよう日々努力していきます。
本年中、私を信頼し庭を造らせていただいたお施主様、力を貸して頂いた方々有り難うございました。来年もお世話になりますが、皆様 よい年を迎えられます様、お祈りいたします。
(2009.12.12)
今年の5月、建築前よりお話を頂いた現場が来春の苔、宿根草、芝を残し大方完成となりました。庭師として信頼し、任せていただけることに感謝いたします。
大変ありがとうございます。
現在、東京の住宅は土のある部分はほんのわずかの状態です。そんな小さなスペースでも雑草が生える、汚らしいと疎ましがられることが多々あります。悲しいことです。
人の心の豊かさとはなんでしょう?外食をする、買い物、車、旅行?庭を造る?休みは出かけること?
土を大切にしましょう。
切れる子供は幼少期に土に触れて遊んだかにも係わってくるそうです。子供は親の背中を見て育つものです。
心豊かに・・・ありたいものです。
(2009.12.08)
現在、木工事があと少しのところまで来ています。今回は、寸法・角度などを現場で取り、自宅で作製したものを取り付けます。部材を刻み、ホゾを彫り、組み立て、板金屋さんに屋根を付けてもらいました。
私が修行中の頃、塵箸などを親方が”明日までに造って来い”と言われる時、必ず竹を1つ造る分しか貰えず、失敗は許されない状態で慎重に、ひたすら慎重に竹を削ったものでした。それは何の仕事のときも同じで、やはり最初のころは、失敗もしばしば・・・そんな時は、夜遅くても電話をして”失敗をしてしまったので、もう1つ材料をください。”と取りに行ったものでした。
その時は、”もう1つ分予備にもらえればな〜”とか思っていましたが、今、工事をやっていてよくそのことを思い返します。
”あの時、緊張感を持って、これしかないんだ!”と思ってやっていてよかったと・・・いかに材料を大切に採るか、いかにミスをなくすか、いかに1つの仕事と向き合えるか、工事仕事のときは予備を考えると必ずうまくいきません。
親方には、そんなことを教えていただきました。
1つ1つを大切に造る、その中で、見る人の心に響く庭が出来ればと思っています。あと少しで木工事終了しますので、もうしばらくお待ちください。