最近の出来事 ちょっと一息
こどもの日
(2010.05.05)
今日はこどもの日、朝から私の住む武蔵村山市にある都立野山北・六道山公園里山民家園の春祭りに行ってきました。
この里山民家園は、こどもが保育園の遠足から小学校の田植えなどでもよく行き、私はずっと話だけ聞いていましたが、初めて行ってびっくりしました。
こんな素晴しいところが近所にあったなんて・・・現在新緑の鮮やかな緑に心地の良い天気もあり、すがすがしい一日を過ごす事が出来ました。
都立野山北・六道山公園・・・都立狭山自然公園の西端にあり雑木林と谷戸(丘陵に切れ込んだ谷間)の組合せによって、豊かな自然が残された都立で最大の都市公園です。
カタクリの群生地やホタルの生息地、里山民家や岸たんぼといった、貴重な里山の風景が広がっており、里山の生活や文化を体験できるほか、ハイキングや野鳥観察、森遊びなど様々な楽しみ方ができる公園となっています。
是非、お弁当を持ってお出掛けください。
心に良いこと
(2010.04.30)
今日、仕事から帰ると3月に植栽をさせて頂いたお客様から手紙を頂きました。
そこには、見事に咲いたジューンベリーの写真が・・・良かった、嬉しかったです。
前に強風で倒れていないかを心配し明け方に見に行ったお宅です。
私の家では、少し前に小さなジューンベリー、カリンが満開で咲きました。自分の庭にある植物が花を咲かせる、うまく結実して実を付けてくれる、またその実が食せる・・なんと幸せなことでしょうか。
蕾が出来れば大騒ぎ、花が咲けばにんまり、蜂などが飛んでいればうまく花粉を運んでくれと願う、実が出来ればうまく熟せと病気や害虫を観察する、沢山の思いがめぐります。
1本の木で感じることが出来る。
植物の素晴しさ、土があることの素晴しさ。
嬉しかったです。
巣箱
(2010.03.17)
今日は、材料の段取りと巣箱と餌台を作りました。
我が家では一昨年、長女が建設組合のお祭りで作ってきた巣箱を庭の木に取り付けました。すると間もなくしてシジュウカラが出入りし始めて、掃き出し窓のすぐ前、天窓から眺められるところなので朝早くから雛鳥のためにせっせと餌を運ぶ姿が見えます。
シジュウカラは巣作りを始めてから3週間ほどで卵から孵り、そこから約3週間で巣立ちます。
日の出から親鳥が餌をとって帰ってくるとピヨピヨと大きな声が聞こえます。朝はその行動を皆で確認して出かける。声が聞こえないと巣立ったのか?何かに襲われたのか?と心配する。一寸したことだけど皆の心に何かを残しているようです。
庭に木があると止り木となり鳥が来ます。水があると水を飲みに、また水浴びにも来ます。
”春”・・・花が咲き、新緑をむかえ、鳥は巣作りを始めます。
ワクワクする季節がもうそこまで来ています。
庭を楽しんでいるでしょうか?
川石の延段
(2010.03.13)
川石の延段です。品格があり、美しさを感じさせます。
年月を増すごとに石につやが増し味が出ます。
コンニャク
(2010.02.14)
依頼の少なくなった竹垣ですが、竹仕事には良い時期と言うこともあり、ここ最近は竹垣づくりをしておりました。竹垣は、数奇屋の庭には多く使われ、お茶事やお正月、大切なお客様を迎えるときなどは、部分的に青い竹に変えたり、造り替えたりします。コンクリートやアルミ等耐久性のあるものもいいのですが、温かみのある自然素材で造る袖垣や垣根などの経年変化や差換えをしたりと言う風流さもまた素晴しくいいものですね。
さて、今日は大工さんにコンニャク芋を頂いたので子供たちとコンニャクを作りました。インターネットで作り方を調べていたら、前に流行ったおからコンニャクも簡単に出来ると言うことで、前日に薬局屋で炭酸ソーダを豆腐屋でおからを入手しておき、挑戦です。子供たちは、この芋から大量のコンニャクが出来たことに驚いていました。最近手作りが流行っているみたいですが、コンニャクはお勧めです。意外と簡単で買ってくるものよりも数段においしく感じられます。
出来れば芋から育ててみたいものです。
しかし、竹垣もそうですが、昔の人は良く考えたものです。